北京の花火・爆竹禁止区域 五環外の地区へも急速に広がる

【北京1月27日】昨年12月に改訂施行された「北京市花火爆竹安全管理規定」により、北京五環内の全ての区域で花火・爆竹が禁止となった。これに伴い、最近五環外の地域でも相次いで花火・爆竹禁止区域の地図が発表された。

規定により五環内および文物保護施設や駅など16の区域で花火・爆竹が禁止となったが、五環外では各地区政府が現地の生活や産業の状況に応じて禁止区域を定める。

現在までに五環外11区のうち、石景山、大興、通州、順義、門頭溝、懐柔、房山、昌平の8区が禁止区域地図を発表。また、密雲、平谷の2区は以前からの地図をそのまま使用するとし、延慶区は制限区域を発表した。

中でも通州区は率先して地図を発表。これによって区内では、12月14日から主要な建物密集地域で花火・爆竹が1年を通じて禁止となった。

~北京天津ジャピオン2018年2月5日号~

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