スタバにそっくりのパクリ商品 大手スーパーの店頭から消える

【北京3月19日】最近、複数のメディアにより「スターバックス中国」のインスタントコーヒーに酷似したパッケージの「広州百益星巴克珈琲」がカルフールなどの大型スーパーで販売されていると報道された件を受け、スタバ側は目下、正規品はオンラインショップ及び「天猫(Tモール)」旗艦店でのみ扱っており、その他の商品は権利侵害だとした。

発端は江蘇省の現地メディアが3月15日(金)、南京市内の複数の有名スーパーでスタバの偽商品が販売されていると報道。これに続き、16日(土)、17日(日)には北京市朝陽区や東城区のカルフールなどのスーパーでも同商品が店頭に並んでいることが判明していた。同商品はキャラメル、カプチーノ、バニラなど5種類のフレーバーがあり、5本入りで販売価格は32~52元だった。

スタバ中国の責任者によると、偽商品を販売していた広州百益食品貿易有限公司にはライセンスを与えておらず、偽商品に対し法的処置を講じ、ブランドの合法的権利を守っていくと話している。

報道を受け、各スーパーの陳列棚からは同商品が一斉に撤去されると同時に、食品薬品監督部門が介入し、調査を進めている。

~北京天津ジャピオン2019年3月25日号~

 

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