【北京6月18日】北京で最近、複数の市民がETC通行証の“なりすましショートメッセージ”を受け取っていることがわかった。
「ETC登記」と題したメッセージは、ETC通行証がロックされたため新たにオンライン認証を得る必要があると記載し、個人情報を記入するURLへと誘導する。誘導先の「ETC在線認証中心」のページは一見しただけではネット詐欺とは気づかない仕様で、危うく騙されかけた市民もいるという。
昨年10月にはETC機能の故障が発生したというショートメッセージを受け取った市民が銀行カード情報を記入し、5万元騙し取られる事件が発生しており、ETC発行元では“なりすまし”への注意を呼びかけている。
~北京天津ジャピオン2021年6月28日号~