【北京8月28日】北京市文物局は8月28日(土)、「第9回北京市文化遺産保護単位リスト」を公布した。
新たにリスト入りした文化遺産保護単位は全46カ所。区別で見ると、東城区が7カ所、西城区が11カ所、海淀区が8カ所、房山区が8カ所となり、上記4区が総数の3分の2を占めた。また、分野別では近代・現代の重要な史跡及び代表的な建築物が19カ所と最も多かった。
一方、古代遺跡・古墳は8カ所だった。具体的には、世界遺産である世界最長の古代運河「京杭大運河」を構成する「澄清下閘遺跡」、北京地区における新石器時代の重要な古代人類文化遺産である「東胡林人遺跡」など、近年、考古学で発見された遺跡が加わっている。
~北京天津ジャピオン2021年9月6日号~