【北京11月29日】西安門大街が11月29日(月)、建築の修繕や改造を終え、正式にお披露目された。
東は府右街、西は西四南大街に至る西安門大街は全長800メートル。かつては皇城の内外を連結する重要な通りであり、北京都市部で古都の風情を残す重要な街道でもある。一方、改造前は交通渋滞や路上停車が深刻化していた。
西安門大街では今年4月より、交通渋滞について城市管理委員会や交通支隊、北京市規画和自然資源委員会分局、商務局などが共同で問題解決の研究を進め、駐車場の整備、鋼管杭や自転車用の電子フェンスの設置などを実施していた。
元代に創建された西安門大街には、伝統的な四合院建築や各時代の歴史の痕跡を残す建築物が集中する。これらの風情をグレードアップするとともに“城市建築博物館”を作り上げるため、北京建築大学の設計者の指導の下、微調整を行ったとしている。
~北京天津ジャピオン2021年12月6日号~