【北京3月10日】「北京2022冬季五輪・パラリンピック」開催期間、選手村や会場などで様々なタイプのサービス型スマートロボットが活躍した。
メディアセンターで24時間サービスを提供したドリンクサーバーロボット“豹大白”は、コーヒーやお茶を淹れるなど、長い両腕の左右で別々の動作が可能。同ロボットを開発した北京猟戸星空科技有限公司によると、3000時間を超えるAI学習、3万時間の両腕の訓練、視覚訓練などを経たとしている。
また、大陸智源科技(北京)有限公司による屋外のセキュリティ巡回検査ロボット“ANDY”は、人が立ち入れない極度あるいは危険な場所の防火、化学兵器の防止、爆発の防止などを巡回検査。横や斜め、山道や草地などの移動が可能で、360度の円形無死角カメラを搭載し、ガス監視や異物認識等の機能を有している。
このほかスマートごみ収集ロボットや宅配便配送ロボット、消毒清掃ロボットが活躍した。
~北京天津ジャピオン2022年3月21日号~