房山区の北京パンダ繁育基地*プロジェクトが本格始動へ

【北京12月19日】房山区青龍湖鎮にて12月19日(月)、「北京ジャイアントパンダ(大熊猫)科研繁育基地」プロジェクトが着工した。

同プロジェクトの計画用地面積は約2000畝(1畝は約6.35ヘクタール)。パンダの繁殖飼育、科学研究、科学普及教育などを集結させた絶命危急種野生動物保護模範基地となり、完成後は一般に向けての解放を予定している。

基地の建設地として選ばれた青龍湖西岸は、山、川、林、湖など自然生態や森林公園を完備しており、パンダの群れの繁殖や生息地に適しているという。また、交通も天安門から車で約1時間の距離で、物資の運搬やスタッフの行き来など、利便性も兼ね備えている。基地建設は現地の地形の特徴や自然環境を利用し、南と北の2つのエリアに大きく分け、パンダ文化交流センターや科学研究弁公室、実施訓練基地など、複数のテーマエリアに分別する。

~北京天津ジャピオン2022年12月26日号~

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