【北京1月12日】北京市朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区などで1月12日(木)、今冬の初雪が観測された。
同日17時、全市20カ所の人工観測ステーションのうち16カ所で降雪が確認され、初雪の基準に達した。延慶区、懐柔区などの山間区は一面が薄い雪に覆われた。
気象局の統計によると、年を越してからの初雪は今世紀5回目。また、1991年~2020年の平均初雪観測日である12月3日より40日遅れての観測となった。気象局は初雪が遅れた原因として、乾燥した冷気により水蒸気の条件が満たされなかったとしている。
なお、21年の初雪は11月6日で、豪雪だった。
~北京天津ジャピオン2023年1月30日号~