第12回全国人民代表大会二次会議で3月6日(木)、基礎教育事業に携わる代表が世界の平均身長データなどを引き合いに出し、子どもの運動能力強化の必要性を報告した。
同代表は日中韓の男性の平均身長を比較し、韓国は174㌢、日本は170・7㌢で、中国は3カ国の中で最も低い169・7㌢であると発表した。
また、7~17歳の男児では、中国人男児は日本人よりも2・54㌢身長が低いとし、中国の子どもの身体能力については、過去25年間低下し続けていると指摘。
体力作りのために学校内でより多くの体育活動が行えるよう、環境などの整備が必要だとしている。
なお中国各省・自治区・直轄市の平均身長比較では、北京市の男性は174・17㌢で全国1位、女性も2位にランクインしている。
(3月10日)
~北京ジャピオン2014年03月17 日号