北京市第三中級裁判所で3月6日(木)、高級犬「チベタン・マスティフ」が手術の際に死亡し、飼い主が動物病院に対し損害賠償を求めた訴訟の第二審が始まった。
飼い主の男性は犬の繁殖場を営んでおり、2012年に88万元で購入したチベタン・マスティフの顔周りの毛の位置を整えるため、皮膚牽引手術を市内の動物病院で行った。
この際に獣医師は中国で未認可の麻酔薬を使用しており、一審では病院側に45万元の支払いを命じる判決が下された。
欧米など一部の国では動物の美容整形が禁じられているが、専門家は中国にはそのような法律はないとする。
(3月7日)
~北京ジャピオン2014年03月17 日号