【北京8月13日】鉄道車両メーカーの「中国北車」は近頃、来年開通する北京燕房線に無人運転の地下鉄車両を使用する予定であることを明かした。
北京地下鉄燕房線は地下鉄房山線のさらに西へ延びる線で、すでに着工しており、2015年12月の開通を目指している。無人運転の地下鉄車両は最高速度が時速80㌔、車両点検、発車や停車、ドアの開閉、運行終了後の車庫入りなど、すべての操作が全自動で制御される。
世界で最初に無人運転地下鉄を導入したのは、2002年、デンマークの首都コペンハーゲン。ほかにも、フランスのパリ、リヨン、ドイツのニュルンベルク、ブラジルのサンパウロ、スペインのバルセロナ、ハンガリーのブダペストなど、世界の多くの大都市で無人運転地下鉄が導入されている。
~北京・天津ジャピオン2014年8月18日号