北京、天津、河北地区で相互認証 「北京健康宝」の機能拡大へ

【京津4月19日】北京市経済情報化局の副局長は4月19日(日)、「北京市新型コロナウイルス肺炎流行防止対策記者会見」の席上で、北京市の健康状態確認アプリ「北京健康宝」に京津冀(北京、天津、河北地区)の通行及びビジネス出張に関する機能(相互認証)を拡充したと発表した。

京津冀の往来に関しては、①直近14日間に北京、天津、河北省の低リスク地区に滞在していたこと、②国家または北京市衛生健康部門が把握している確定症例、疑似症例、濃厚接触者、無症状感染者ではなく、北京市で在宅隔離または集中隔離をしていない、という2つの条件をクリアすれば「北京健康宝」で健康状態「異常なし」を得ることができる。

ビジネス出張に関しては、天津、河北省以外の省市の低リスク地区から北京に出張した場合、①7日以内のPCR検査陰性の証明書を所持、②北京のホテルでPCR検査を受け、陰性が判明した後にホテルの健康管理に従い、情報登録を行って「北京健康宝」で健康状態「異常なし」を獲得のいずれかに該当が条件となる。

「北京健康宝」で健康状態「異常なし」を得ることで、14日間の隔離観察が免除される。

 

~北京天津ジャピオン2020年4月27日号~

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