【北京10月20日】北京市司法局と北京市公証協会は、10月20日(月)〜10月31日(金)まで、 市内の公証関連機関にて、80歳以上の高齢者を対象に無料の公正証書遺言作成活動を行っている。
中国では伝統的に、生前に遺言状を作成することが不吉とされていたが、近年、社会経済の発 展や住宅制度の改革に伴い、不動産や株式など個人の財産が増えており、遺産分割における遺 言の重要性が注目されてきている。
同協会秘書長によると、現在、80歳以上の北京市民は約50万人に達しており、市の公正証書遺 言は、遺言データベース上に6万5000件以上保存されている。
~北京・天津ジャピオン2014年10月27日号