【北京3月24日】天壇公園公式ウェイボ(微博)は3月20日(金)、公園内で眼にする〝黄色い煙〟は、植物 の花粉が風に飛ばされて起こる現象だとし、園内を遊覧する際にはマスクをし、目や鼻をこすらず、帰宅後は 即座に顔と手を洗うようアドバイスした。
天壇管理処スタッフによると、現在、ヒノキ科柏の開花時期で、4月5日(日)の清明節前後まで花粉の受粉期が続くとしている。
また、公園内には3・5万株の柏の木があり、そのうち樹齢30年以上の3562株の古樹は受粉のピーク期で、3~4月は花粉の伝播も活発になり、アレルギー発症のピークになると話している。
北京市気象局では毎年、4月1日~9月30日の期間、空気中の花粉濃度に対する測定を行い、北京市気象台公式ウェイボや新聞、テレビなどで測定結果を発表している。
~北京・天津ジャピオン2015年3月30日号