【北京7月1日】6月1日(月)より正式に実施された〝もっとも厳しい禁煙令〟、「北京市控制吸煙条令」施行から満1カ月、ネットでのタバコの販売が条例により禁止されているにも関わらず、ウェイボ(微博)上のタバコ代行購入関連の情報が57万件に上ることが分かった。
「北京市控制吸煙条例」規定によると、インターネットを通してのタバコ製品の違法販売は明確に禁止されている。
だが、実際はタオバオ(淘宝)からウェイボに移行し、販売を継続している。
その一方、条例により明確に規定されている公共場所室内区域の全面禁煙において、喫煙者は明らかに半減しているものの、一部の小規模な飲食店では依然として喫煙者が後を絶たない。
7月1日(水)、児童病院では外来棟と急診棟の1階に〝禁煙監督員〟の腕章を付けた3~4人のスタッフが院内を巡回していたが、屋外のゴミ箱付近では喫煙者数人の姿が見られた。
同日、オフィスビルでも階段や廊下には吸殻が見かけられた。
~北京・天津ジャピオン2015年7月6日号