【北京10月15日】北京婦産医院院長は近日、ラジオ番組にゲスト出演した際、来年の申(サル)年の新生児は昨年の同院での新生児数記録17000人超を更新する可能性があることを指摘した。
同院長によると、昨年の馬年には北京市出生人口25万人のうち、同院で17250人が誕生。同院55年の歴史上、もっとも多い新生児数となった。
今年の未(羊)年は、〝未年生まれは縁起が悪い〟とされる中国の風習から新生児数は少ないと見られていたが、実際のデータでは昨年に比べ大幅な減少には至らなかったと話した。
また、来年の申年は馬年を突破する出産ピークとなることは確実だとし、〝五一(ゴールデンウイーク)〟以降、同院では出産予約を受付けられない状況だとした。同院では、新生児用ベッドを26床から60床に増加するなどの処置にあたっている。
~北京・天津ジャピオン2015年10月26日号