【北京12月1日】北京市環境保護監測中心によると、北京市は12月1日(火)、汚染レベル最高級6級が継続する深刻な大気汚染に見舞われた。
同日、市内中心区のPM2.5濃度は1立方mあたり591マイクロgに達し、郊外でも380マイクロgを超過した。
市環境保護監測中心主任によると、11月27日(金)に発生し、4日間継続した今年もっとも深刻な重度汚染は、26日(木)18時から27日18時にPM2.5濃度が46マイクロgから286マイクロgに、空気レベルは2級から6級に急上昇。
30日6時から18時にも、PM2.5平均濃度が約10倍に激増する現象が見られた。
なお、同日30日、南部郊外区では最高濃度が900マイクロgを突破した。
一方、市内の交通は濃霧の影響により、11月30日午前より京津、京哈、京港澳、京平などの高速道路の北京側で交通規制を開始、12月1日9時頃には上記高速道路および東南六環で上下線ともに臨時閉鎖処置を採用した。
~北京・天津ジャピオン2015年12月7日号