【北京4月12日】北京市質量技術監督局は4月12日(火)、今年、老朽化した住宅区を重点にエレベーター3000台の検査測定及び危険度評価を行うと発表した。
2015年末までに北京市のエレベーター数は1万5963台が増加、総数は19万5715台に達している。同局が関連部門と合同で行った北京市エレベーター安全危険度調査により16万6257台を検査したところ、2622カ所に危険性が潜在、2538台に改正を要求、84台に深刻な危険性が存在するとして停止改正令が出ていた。また、市内の住宅エレベーター4453台の更新、改造、修理を完了、住宅専用の修繕資金2・1億元を使用したとしている。
同局では今年、検査測定を行うと同時に、エレベーター安全監察情報システムとエレベーター管理ネットを連携させ、携帯アプリ形式の緊急救援総合サービスの設立を計画。故障などの情報受信後、1km以内にいる修理スタッフが30分以内に現場に到着するとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年04月18日号~