北京市西城区区長は４月17日（木）、ラジオ番組に出演し、同区では年内に７つの市場を撤去する計画であると明かした。
同区長によると、設置や運営が違法、または安全面で懸念があるなど、問題を有する野菜や雑貨、電子製品などの市場が撤去対象。
撤去後の空き地は緑地にするほか、不足している駐車場を増設する。
また、市場がなくなって住民の生活に不便が出ないよう、新たにスーパーなどを設置する計画となっている。
同区は今後、50本の路地「胡同」の改造にも取り組み、新風街など15本を、高級店などが軒を連ねる商業的な胡同に変貌させる予定。
（４月17日）

～北京・天津ジャピオン2014年5月5日号