【北京6月13日】6月12日(日)午前、天津市河西区大沽南路の大潤発スーパーにて、突如、異臭騒ぎが発生した。
調査によると、同店の冷却設備に使われている臭化リチウムが揮発し、換気扇の配管を通り店内に流入したことが原因だとわかった。来店客などによると、同店の1~3階の売り場全体に異臭が立ちこめたという。来店客や従業員らは喉に違和感を感じたり、咳込むなどしたほか、中にはめまいを感じる人もいた。異臭が危険なものか判断がつかず、口をティッシュなどで覆う人や、買い物を中断して足早に店を立ち去る人も見られた。
なお、同店カスタマー部門の責任者は、今回流入した臭化リチウムは人体に無害なものであるとしながらも、来店客と従業員に不快感を与えたとし謝罪の意を表した。
~北京・天津ジャピオン2016年6月20日号~