柔らかくてジューシーな「舌平目のムニエル」。もう箸が止まらない!
異色の経歴をもつ料理長
「お帰りなさいませ!」の声も弾む、麦子店のメイド居酒屋「屋根裏」。エプロン姿のかわいいメイドさんが笑顔で迎えてくれる。
ここが〝メイドカフェ〟ではなく、〝メイド居酒屋〟と謳うのには理由がある。癒しの笑顔はもちろん、料理の質にも自信を持つ。最大のウリは、カウンター脇の特大鉄板を使った料理の数々。お好み焼きや鉄板串焼きなど、そのレパートリーは50種類を超える。
さらに、今年8月には日本人料理長の渡辺さんを迎え、出汁からこだわった〝本格派〟の料理も提供できるようになった。「元々は他業種でサラリーマンやっとってね。55歳で一念発起して、この(料理)世界に飛び込んだ」と渡辺さん。「ずっと(料理が)好きだったから、仕事の傍ら独学で学んでいたんよ」と笑顔で語る。割烹から家庭料理、果ては洋食まで、枠にとらわれない自由な発想で、お父さんたちの〝あれ食べたい〟を実現する。
本格ムニエルに舌鼓
そんな料理長の一押しが、鉄板で仕上げる「舌平目のムニエル」。塩振りで丁寧に処理した舌平目を、丸々一尾使う。焦がしバターとオリーブオイル、仕上げの赤ワインが旨さの秘密だ。
今なら「スズキの中華蒸し」や「サワラの麹蒸し」(通常各58元)などの新メニューも10元引きサービスを実施中。
今夜のご飯は、渡辺さんのいる屋根裏へ「行ってらっしゃいませ」!
【info】
住所;北京市朝陽区麦子店西街39号五輪館国際文化交流中心地下1階
電話;130-5129-5804(日本語可)
営業時間;11時~14時、17時~24時
席数;100席
予算;昼30元~、夜120元~
~北京・天津ジャピオン2016年9月12日号~