【天津11月15日】天津市北辰区で11月14日（月）夜、3歳の女児が人質に取られる強盗事件が発生、約6時間後に女児は無事に救出された。

天津市公安部門によると、14日（月）19時20分頃、北辰区普東街のスーパーに男がスーパーの従業員の娘を人質に立てこもった。目撃者によると、犯人はタバコを買うふりをして女児を人質に取り、店主に車で店から脱出させるよう要求。通報を受けた警察は現場に到着後、犯人が人質を傷つけないよう落ち着かせつつ説得すると同時に、現場を封鎖し、集まった人々の制御にあたっていた。

約6時間におよぶ膠着状態の後、15日（火）深夜1時15分頃、警察は犯人逮捕に踏み切り、人質の救出に成功した。

警察の調べによると、広西チワン族自治区籍の犯人は賭博の借金を抱え、潜伏していた天津で犯行に及んだものとみている。

～北京・天津ジャピオン2016年11月21日号～