天津爆発事故後の降雨で出現 大量の白い泡、市民を脅かす

【天津8月19日】天津濱海新区で8月18日(火)、降雨によってできた道路の水溜りに白い泡が出現し、人体に害を及ぼす物質の疑いがあるとして市民を恐怖に陥れている。

この疑惑に対し、天津市環境監測中心主任は、数日前にシアン化物、揮発性有機化合物などの汚染物質が基準値を超過する現象があったとしても局部的かつ僅かな時間であり、心配には及ばないと説明した。

天津市環境保護局環境應急専門家チーム組長によると、天津港危険化学品倉庫〝8・12〟瑞海公司爆発事故後、四方に何らかの物質が飛散しており、この白い泡も爆発現場から飛んできた物質の可能性が高いとした。一方、18日(火)12時~14時の最新データによると、18カ所の環境空気レベル監測地点のうち4カ所で猛毒物質・シアン化水素が検出されたが、国家基準よりはるかに低い数値で、長時間にわたり直接触れない限り、人体の健康に影響を及ぼすことはないとしている。

~北京・天津ジャピオン2015年8月24日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP