綿棒で歯垢の原因を除去
――先生、今日は小さな子どもの歯磨きに便利なモノを教えていただけるそうですね。
先生 はい。
小さなお子さんは歯磨きを嫌がることが多いですよね。
そんな時に使っていただきたいのが、この綿棒なんです。
――え?
綿棒で歯磨きですか?
先生 はい。
もちろん一番理想的なのは食事の後に歯ブラシを使って歯を磨くことですが、お子さんが嫌がる場合や外出時の応急処置として綿棒を使って下さい。
歯の表面や、歯と歯茎の間についた食べかすを綿棒でスッスッと撫でるように取ってあげましょう。
――なるほど。
綿棒なら感触も優しいし、携帯にも便利ですね。
先生 綿棒はホテルにも置いてあるので、ホテルのコンシェルジェに頼めば貰えるかもしれませんね。
歯周病や虫歯の要因となる歯垢(プラーク)はズバリ、食べかすが原因です。
これを長時間放置すると、歯磨きでは取れない歯石になってしまいます。
そのため、食後に食べかすを取り除くことが大事なんですね。
――子どもだけでなく、大人にも応用できますね。
先生 そうですね。
また、最近はお母さん自身が正しい歯磨きをご存知ない…というケースも多々あります。
正しい歯磨き方法を覚えて、お子さんの歯の健康をきちんと守るよう心がけて欲しいと思います。
取材協力先/北京二十一世紀病院
~北京ジャピオン2013年1月14日号