お医者さんの御用達~第230回「虫除けスプレー」

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虫除けで夏を過ごしやすく

――先生、今年も蚊が出る時期になりましたね。
私、刺されたらすぐに痕になるので、困ってます。

先生 蚊に刺された部分を触るから、ますます痒くなるんですよ。
刺されても触らないで、20分くらいそのままにしておくと痒みは収まります。
でも普通はそれが我慢できないんですよね。

――掻くな、触るなって無理ですよぉ~。

先生 では、刺される前に予防しましょう。
「六神 駆蚊花露水」は、見たことありますか?
薄荷の成分が爽快で、熱中症予防にも使える「花露水」に、虫除け効果をプラスしたものです。
一方、「駆蚊液」はDEETという虫よけ成分が安全な範囲で含まれていて、高い効果が期待できます。

――それでも、うっかり刺された場合は、どうすればいいでしょう?

先生 刺されたことによる、アレルギー反応を抑えることが重要です。
すぐにヨードチンキを一滴たらし、その後、ステロイド剤軟膏を塗ります。
掻きむしると、そこからバイ菌が入る可能性があるので要注意です。
夏休みに郊外や東南アジア方面に出かける方も多いかと思います。
マラリアやデング熱など、蚊を媒介にした感染症の危険性もありますので、虫除けグッズをお忘れなく!

doctor

~北京・天津ジャピオン2015年7月13日号

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