【北京11月3日】中国民用航空局華北空管気象部門は11月3日(金)、首都空港冬季運航メディア会見の席上で、今年冬季は極端な天候の影響を受ける日数が往年より増加する見込みだと分析した。
同部門予報員によると、首都空港では年平均の降雪日は15日だが、目下の気象情報から判断すると、今年は降水日が多いことから、降雪日も例年より多くなる模様。さらに、首都空港の年平均低可視度日は22日だが、今年の冬は汚染物質を拡散する気象条件が不利なため、低可視度日も多くなる見込みだとしている。
これを受けて首都空港飛行区管理部門責任者は、今年の冬の降雪を見込み、10台の除氷除雪設備を新たに購入済みだとし、1時間ごとの除氷除雪能力を85便に引き上げたと紹介している。
~北京天津ジャピオン2017年11月13日号~