【北京11月14日】最近、ネット上に北京の野生動物園「八達嶺野生動物世界」でオオカミと犬がひとつの檻に囲われた写真が流出し、犬の虐待ではないかという疑惑が浮上した件を受け、同園は11月14日(火)、オオカミと犬を一緒にしたのは生まれたばかりのオオカミの子に犬の乳を与えるためだと回答した。
同園のスタッフは、写真の中のオオカミの子は母親に捨てられたため犬の乳を与えるほかなかったとし、2匹の間には攻撃性がないことから、同じ檻に入れても問題はないとしている。
このほかにネットにアップされた虎と犬が同じ檻に入れられていた動画について、動物園のスタッフは、園内の虎は毎日、牛肉または鶏肉を食べており、犬を食べることは不可能だとしたうえで、この動画がどこで撮影されたものかは不明だと回答している。
~北京天津ジャピオン2017年11月20日号~