死亡事故でリコールのチェスト 北京「IKEA」2店舗で販売

【北京11月27日】アメリカとカナダにて、スウェーデン大手家具量販店「IKEA(イケア)」の「MALM」シリーズのチェストが転倒したことによる児童の死亡事故が相次いだことを受け、両国で同チェスト1730万個がリコールされたのに対し、同店の北京西紅門店及び四元橋店では、未だ同チェストが販売されていることがわかった。

報道によると、現在に至るまでに類似した事故により児童8人が死亡しており、イケア側はアメリカとカナダで同チェスト1730万個のリコールを再び宣言していた。

これに対し、北京イケアのカスタマーサービススタッフは、同社では昨年7月に同種のチェストのリコールを行っていたものの、現在は同種のチェストを購入した際には、転倒を防止するため、無料で壁に固定するサービスを提供していると説明している。

~北京天津ジャピオン2017年12月4日号~

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