【北京7月30日】近ごろ北京南駅で白タクが横行したり、乗客が長い行列に並んだあげく高額料金を請求されたりする様子がメディアに取り上げられた。これを受けて7月29日(日)北京市交通委員会や北京鉄路局などが南駅で現場会議を開き、秩序ある運行に向けた措置を発表した。
まず駅周辺の環境については、白タクや違法駐車などの取り締まりを強化。停車場にはミストシャワーを設置して、暑さ対策も行う。
週末の夜は南駅に降車客が集中するため、操車センターから夜間の列車到着状況を案内して、多くのタクシーが南駅へ向かうように誘導する。
同時に夜間バスも、従来の路線に加えて方庄、勁松、国貿、団結湖、三元橋行きを増設。
また南駅に直結する地下鉄4号線は、土日祝とUターンラッシュの期間、北京南駅発安河橋北行き列車の運行時間を今までより55分遅い翌0時10分まで延長するとした。
~北京天津ジャピオン2018年8月6日号~