使い捨てつまようじで隙間ケア
――先生、変わったものを持ってらっしゃいますが、それは…何ですか?
先生 これはプラスチック製の使い捨てつまようじです。
歯と歯、歯茎の間の三角形の隙間に残った食べかすを取るのに便利なんですよ。
――ほぉ。初めて見ました。
両端が異なる形になっていて、面白い!
片方の先端には細かい突起も付いていて、食べかすがよく取れそうですね。
先生 そうなんです。
上海赴任時に発見して以来、愛用しています。
専用のケースに入れられるので、外出時の携帯に便利ですよ。
斜めや横に角度を変えることで、隙間をくまなく掃除することができます。
ただし、力を入れすぎると歯肉を傷付ける恐れがありますので、注意して下さいね。
――分かりました。
先生、やはり歯磨きには、歯ブラシだけではなく、ほかのグッズも必要なんでしょうか?
先生 そうですね。
歯ブラシは歯の表面と歯肉との溝を磨くもので、これにプラスして三角形の隙間を掃除する歯間ブラシ、歯と歯の細い隙間を掃除する糸ようじ、この3つが必要になります。
加齢とともに歯と歯の間や、歯と歯茎の間に隙間ができてしまうので、歯周病予防のためにも歯の隙間を磨くのはとても重要なんです。
1日に1回は、歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじの3つを併用して正しい歯磨きをしましょう。
取材協力先/北京二十一世紀病院
~北京ジャピオン2013年2月4日号