ロボット管理のスマート駐車場 全国に先駆け首都空港に登場

【北京6月25日】北京首都空港が6月25日(火)発表したところによると、6月末から首都空港でロボットの管理するスマート駐車場が試験的に導入される。場所は第3ターミナル駐車場のE区。132台分の駐車スペースを擁する6つの格納庫があり、8台のロボットが管理する。

利用者が車を駐車スペースに入れると引換券がプリントアウトされる。車は格納庫の中でロボットによって最小限の間隔で正確に並べられる。車を出すときは、端末で引換券をスキャンするか車のナンバーを入力すると、ロボットが格納庫から車を出してくる。預け入れも引き取りも所要時間は1~2分程度。

このシステムは元々長期利用者向けに開発された。車を人の入れない格納庫に収納することで損傷や盗難を防ぎ、どこに停めたか覚えておく必要もない。

今年の9月末までには、新しい大興国際空港にも148台分のスマート駐車場が導入される見通しだ。

 

~北京天津ジャピオン2019年7月1日号~

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