ミルクティーチェーン「甘茶度」 一斉検査で4店舗営業停止に

【北京7月6日】北京市市場監督管理局は7月5日(金)、市内のミルクティースタンドチェーン「甘茶度」に対し監督検査を実施した。その結果、4店舗が強制処置の対象となっていることがわかった。

同局の関連責任者によると、豊台区市場監督管理局は通報により「甘茶度」大紅門銀泰百貨店で現場検査を行った。同店には自家製飲料の製作規定がなく、原料となる果物も仕切りのない場所に放置され、ジューサーなどの消毒記録もないなどの問題が発覚。即時、営業停止と出前アプリ上の店舗削除を命じられた。

この一件を機に、北京市市場監督管理局は北京の「甘茶度」加盟店全33店舗にて現場検査を実施。このうち華聯購物中心店、天虹商場新奥店、飘亮陽光広場店の3店舗が未許可の飲料を販売、原料の腐敗変質などで営業停止を命じられていた。

同局は猛暑に伴い、自家製食品企業に対する監督検査を強化するとしている。

 

~北京天津ジャピオン2019年7月15日号~

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