【北京8月10日】「北京住房と城郷建設発展白書2021」が8月10日(火)、正式に公布された。これによると、2020年の北京の賃貸住宅取引数は前年比2.7%増の約220万戸、平均賃貸料は前年比4.4%減の1平方メートルあたり82.6元(月)だった。
同白書によると、20年の不動産市場はコロナによる大きな影響はなく穏やかに安定、商品住宅の成約量も増加し、価格も安定していた。
なお、昨年の新築商品住宅の販売数は6万4400戸、前年比26.2%減だった。一方、商品住宅の成約数は8.2%増の合計21万8900戸。このうち新築商品住宅が9.7%減の5万3900戸、中古商品住宅が15.7%増の16万5000戸だった。
~北京天津ジャピオン2021年8月16日号~