「好機の都市」総合1位は北京 天津は都市の強靭さ部門で5位に

【京津9月7日】中国発展研究基金会と大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパースは9月6日(日)、「中国国際サービス貿易交易会」の席上で「好機の都市2020」を共同発表した。この中で北京は総合首位を守り、天津は都市の強靭さ部門で5位となった。

この報告書は中国42の都市を経済的影響力、知的資本とイノベーション、技術成熟度、文化・生活、都市の強靭さ、インフラなど10の指標でランク付けするもので、2014年から7年連続で発行されている。

総合部門トップ5は北京、上海、広州、深圳、成都の順で、北京が首位の座をキープした。北京は部門別でも高順位にランクされており、経済的影響力の部門では1位、知的資本とイノベーション部門では広州と並んで1位となっている。このほかにも技術成熟度部門および文化・生活部門でも3位につけた。

今年は新型コロナウイルス流行の影響から、評価基準となる項目が増えた。これに対応して従来の「健康・安全・安心部門」が都市の医療や災害への対応、生産の安全確保、公共安全などを評価する「都市の強靭さ部門」へと格上げされ、天津はこの部門において5位にランクインした。

~北京天津ジャピオン9月14日号~

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