【北京11月5日】北京市商務局は11月5日(金)、北京烹飪協会が制定する「北京市餐飲反食品浪費行為のための規範」を正式に公布した。
同規範は関連法律法規に即し、北京市における飲食の浪費の抑制を要請。北京烹飪協会、「嘉和一品」、「眉州東坡」、「バーガーキング」、「旺順閣」、「呷哺呷哺」、「美団」などの企業が参加、専門家チームによる聞き取り、審査評価を経て実施を発表した。
同規範は飲食経営者に対し、大食い、暴飲暴食など食品を浪費する番組や動画の制作、公表、宣伝などへの参加を禁止。このほか最低消費額の設定、消費者に対する超過オーダーの誘導などを禁止、“光盘行動(料理を残さず平らげる)”の消費者に対する優待の実施を奨励している。また、デリバリーサービスに対しては、消費者に適量のオーダーを促し、商品の規格や参考分量、味、消費人数の目安などの情報を明記するよう要求している。
~北京天津ジャピオン2021年11月15日号~