【北京12月20日】北京市疾病予防控制中心副主任は12月20日(月)、記者会見の席上で、北京の新型コロナウイルス感染症流行予防は国内・国外の二重リスクに面していると強調した。
目下、国内でも多くの地区で本土からの感染例が報告されており、発生率が高まっていることを指摘。元旦、春節休みで人の移動が頻繁となり、「2022北京冬季五輪・パラリンピック」の開催も迫っていることから、コロナ流行予防は一刻の猶予も許さないと語った。
また、北京市民に対し、春節の年越しは北京で過ごし、不要不急の場合は北京を出ないよう提唱。コロナ発生地区の状況を随時把握し、中・高リスク地区や症例が報告された地区へは行かないよう注意を促している。
~北京天津ジャピオン2021年12月27日号~