【北京2月14日】北京冬季五輪組織委員会は2月14日(月)、定例記者会見の席上で、「北京2022冬季オリンピック」の女性選手参加項目の比率が歴代の冬季五輪で最多を記録したと発表した。
同委員会の広報によると、今大会に参加した女性選手の人数は1314人に達し、全体の45%を占めている。また、同組織委員会では男女平等を促進するため、組織委員会スタッフの女性スタッフの比率を40%以上、女性ボランティアの比率を50%以上に定めたと話している。
国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は、2024年にフランスのパリで開催される夏季五輪「2024パリ」の女性選手比率の目標を50%に定めるとし、その目標を達成する見込みだと話した。また、26年にイタリアのミラノ・コルティナで開催される冬季五輪「ミラノ・コルティナ2026」では、代表選手の完全な男女平等を実現させるとしている。
~北京天津ジャピオン2022年2月21日号~