北京郊外のお花見列車S2線*期間限定で1日7便に増便

【北京3月21日】北京市郊外鉄道S2線は3月22日(火)~4月7日(木)の期間、連日1日7便に増便すると発表した。

S2線は国内初の市郊外鉄道路線。昌平区黄土店駅を始発に、昌平区内、延慶区の延慶駅を通り、河北省張家口市懐来県沙城駅が終点となる。

S2線は毎年3月下旬には、線路の両脇にある山の花々が咲き誇り、列車が花の海の中を蛇行しながら進むことから、“春に向かって進む列車”と称される。中でも、列車から眺める居庸関から八達嶺までの通称“関溝段”は、長城の連なりを覆うように春の花が咲き、観光客の目を楽しませている。毎年清明節の頃には花が満開となり、見ごろを迎えることから、乗客数も激増していた。

同期間、黄土店駅発の始発は7時15分、終電は18時16分、このうち午前便は合計4便。沙城駅から黄土店駅へ向かう列車の始発は6時44分、終電は18時発となっている。

~北京天津ジャピオン2022年3月28日号~

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