「海底撈」北京勁松店が営業再開 改修後の厨房は参観・撮影歓迎

【北京12月25日】メディアの報道により厨房の衛生問題が明らかになった件を受け、営業を停止していた大手火鍋チェーン「海底撈(ハイディラオ)」北京勁松店が2017年12月26日(火)、約4カ月間の改修を経て、リニューアルオープンした。

同店は改修後、1階ホール及び2階入口の壁に長方形のスクリーンを設置。スクリーンでは厨房の様子が生中継で画面に映し出され、その下には「いつでも歓迎します。厨房の参観区域内での写真、動画の撮影も可能です」と記されている。また、2階の厨房では制服にマスク、衛生帽を着用したスタッフがおり、厨房内はすべて清潔に整えられている。スタッフによると、全店で約100台のカメラを設置、そのうち約50台が厨房内にあり、厨房内は死角がないよう全面的にカメラを配置したと説明している。

同店と太陽宮店の2店舗は2017年8月、厨房内の各所でネズミの痕跡があったとして、自主的に営業を停止。厨房の全面的な改装を行っていた。

~北京天津ジャピオン2018年1月1日号~

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