【北京8月5日】東城区磁器口に7月30日(土)、「曹雪芹故居記念館」が正式にオープンした。
同館は広内大街207号院に現存した曹雪芹の北京の住居を再建するため、2016年より起工。文献の写真に基づき、清代末期の木組み構造、工芸、材料を採用している。
敷地面積790平方メートル、建築面積は約440平方メートルの四合院造り。館内には考古遺跡展示区や乾隆帝時代の「京城全図」などの歴史的資料、『紅楼夢』の中に記載がある“月洞門”などを再現している。
曹雪芹(そう・せっきん)は清代の小説家で、中国の代表的な古典小説『紅楼夢』の作者として知られる。
~北京天津ジャピオン2022年8月15日号~