“双11”流通取引額は非公表*家電はハイエンド商品が人気

【北京11月3日】今年の“双11(11月11日の「光棍節(独身の日)」に行われるECサイトのセール)”が11月11日(金)に終了したものの、例年とは異なり、EC大手各社はいずれも流通取引総額(GMV)の公表を控えた。

“双11”が開始して14年、取引額が公表されなかったのは初。

大手ECサイト「天猫モール」は商戦の状況として、100~1000万元レベルの高級品のうち、国産商品の売上額が半数以上を占めたと報告した。

一方、「京東」が公表したデータによると、双11期間、家電商品の販売数は累計5000万点を超過。このうちハイエンド商品が取引額の50%を占め、品薄国家計画に基づく商品の販売数は前年比で2倍となった。

具体的には、ゲームテレビ、壁掛け式ヒーター、換気機能付きエアコン、超薄型冷蔵庫などの取引額が前年比100%増を超過。天井埋め込み型エアコン、高周波美顔器、低温ミキサーなどの取引額は約30%増、スリム型レンジフードシステムキッチンは約50%増、ミニLED高画質テレビは約90%増となった。

また、「蘇寧易購」も省エネ型家電やスマート家電などの販売数が大幅に伸びた。

~北京天津ジャピオン2022年11月21日号~

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