【北京1月4日】中国国家衛生健康委員会関連の専門家は最近、新型コロナウイルス感染症に関する素朴な疑問に回答した。
感染期間の薬の服用について、専門家は解熱剤の服用は通常1~2日で十分だとし、イブプロフェン、アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤は長期間服用してはならないとした。
「抗生物質を服用すればコロナが治る?」という質問については、予防・治療効果はないとし、使用するのは医師が細菌感染の合併症と診断した場合だとした。
一方、陽性から陰性に転じた後の症状について、軽度の咳は咳止めの服用は不要だが、完全に咳が止まるまでは2~4週間かかるとした。また、咳を緩和する方法として、気管を冷やさず乾燥を避け、適度に活動し、生ものや冷たい食べ物は避けるようアドバイスした。回復期の食事については、野菜や果物のほか、牛乳、卵、赤身肉、魚などのタンパク質を摂るよう促している。
~北京天津ジャピオン2023年1月16日&23日合併号~