北京市の文化産業営業収入*7年連続で全国トップを維持
【北京7月10日】北京市内で7月10日(月)に行われたイベントの席上で、北京が7年連続で「中国省市文化産業発展総合指数」全国トップとなったことがわかった。
2022年の北京市の一定規模以上の営業収入は1兆7997億1000万元と、コロナ禍でも粘り強さを発揮。このうちニュース情報サービス、コンテンツ制作などの分野の収入は1兆6339億4000万元に上り、文化産業総収入の90.8%を占めている。また、23年1~5月の一定規模以上の営業収入は前年同期比15.3%増の7665億3000万元に上る。
北京市の文化産業の特徴として市直轄の産業パークの7割が旧工場などを改造したもので、産業の遺産と現代の文化産業の融合を実現している。また、約2割が文化と科学技術との融合によるもので、中関村軟件園、E9区創新工場などが模範的な産業パークとなっている。
~北京天津ジャピオン2023年7月17日号~