【北京8月15日】北京古代建築博物館(先農壇)にて8月14日(月)、「“百味千店妙中軸”餐飲文化マーケット」が開催された。
同イベントは北京市商務局、北京市文化和旅遊局、北京市文物局などの指導の下、北京の伝統的な中軸線(北は鼓楼、鐘楼、南は永定門までの北京の旧市街)の豊かな美食文化を紹介することを目的に開催。同日は「全聚徳」、「仿膳」、「来今雨軒」、「烤肉季」、「都一処」、「馬凱餐廰」、「南来順」などの“老字号(政府認定の老舗)”22店舗が参加、「張一元」、紅星二鍋頭、燕京ビールなどにより北京の茶&酒文化も紹介された。牛街の「興順齋」は今年、新商品“豆汁アイス”を発売。北京の伝統的な豆汁儿(緑豆の豆乳を乳酸発酵させた飲み物)を使ったデザートを大勢の市民が試食した。
大衆点評では同日より、“百味千店妙中軸”特色美食専門ページや“北京中軸線美食地図”をリリースし、全27エリアに及ぶ79店舗を紹介。大衆点評、美団のデータによると、“中軸美食”の検索数は前年比で48倍に激増。今年上半期の北京文化旅行消費規模は全国トップとなり、前年同期比で190%増となっている。
~北京天津ジャピオン2023年8月21日号~