昌平区のコロナ関連違法行為*北京公安局が実例を挙げ警告

【北京10月25日】北京市公安局は10月24日(日)、「北京市新型コロナウイルス肺炎流行予防抑制工作記者発表会」の席上で、コロナ感染に関する違法行為の典型的な3つの実例を紹介した。

案件①:男性2人は旅行先の内モンゴル自治区額済納旗から北京に戻った後、のどの痛みや発熱などの症状が現れたが、外食やマージャンを決行。数日後、旅先が中リスク地区に指定されるも、2人は社区に報告せず、PCR検査や医師の診察を受けず、自宅付近の薬局で体温計や薬を購入していた。これによりマージャン仲間のうち、5人が感染した。

案件②:薬局の責任者は上記の2人に風邪薬などを販売した際、購入者に対し規定に従い健康コードへの登録、検温、実名登録などを行わなかった。

案件③:小区の封鎖管理措置期間、住人2人は規定に従わず小区の柵を超え、封鎖区域から外出し、感染リスクを冒していた。上記はいずれも昌平区宏福園小区で発生しており、関係者6人は刑事責任を問われている。

公安局副局長は、感染防止は最重要任務であることから、これらの違法行為に対し〝容認ゼロ〟を堅持し、取り締まりを実行するとしている。

~北京天津ジャピオン2021年11月1日号~

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