首都医薬衛生協調委員会は9月10日(月)、一部の病院内のトイレの異臭などの問題に対し、継続的な除臭、ハンドソープや消毒用品の設置を各三級医院に要求する通知を発した。
市内の一部の病院のトイレでは、建物やトイレ設備の老朽化、トイレの水量不足、下水道の詰まり、汚水の返流などにより鼻を覆うほどの異臭が漂っているという。
これを受け北京市衛生局は各病院に対し、トイレの異臭の原因を突き止め、設備老朽による異臭問題を迅速に解決するよう要求している。
また北京市では、条件の整っている病院に対し、センサー式のペーパータオルサーバーなどの採用を奨励。
同時に換気扇などで通気を良くし、患者に清潔で衛生的なトイレを提供するよう促がしている。
(9月11日)
~北京ジャピオン2012年9月17日号