中秋節を今月末に控え、北京の老字号(老舗店)「稲香村」では今年新登場した「現烤月餅」が人気となっている。
同店によると、販売を開始してから10日間足らずで、すでに6万個以上を売り上げているという。
同店の関連責任者によると、「現烤月餅」は江南地方の「蘇式」月餅で、サクサクした何層にも重なる皮に梅菜と豚ひき肉を炒めた餡を使用。
蘇州や上海ではよく見かけるものだが北京では珍しい。
東直門店などの店舗内で焼き上げた焼きたてをその場で販売している。
(9月11日)
~北京ジャピオン2012年9月17日号