近頃、北京市で働く一部の専門家政婦「月嫂」の月給が、医師を上回る2万8800元となったというニュースが市民の関心を集めている。
中国では近年、妊娠中・産後の女性と新生児のケアを行う家政婦「月嫂」の需要が急増しており、月額1万元を超えることも多い。
しかし中には「月嫂」の仲介業者が不当に価格を吊り上げている場合もある。
ニュースとなった月嫂は、自身が実際に手にする額は1万4800元と明かしており、通常給与の4~5割が仲介業者の手に渡ると証言する月嫂もいる。
業界関係者は、現在の月嫂市場は完全な売り手市場にあるとする。
(12月21日)
~北京ジャピオン2014年01月06日号