リサイクルゴミ回収ボックス 東城区で試験的に導入開始

【北京6月11日】東城区崇外街道の新怡家園社区に6月6日(木)、新型スマートゴミ分類再生資源回収設備がお目見えした。

この新型設備はプラスチック、金属、紙くずのほかに直管型蛍光灯、円形蛍光灯、電球、化粧品、電子ゴミなど、細かく分類された投入口を設置。住民はアプリで各回収ボックスのQRコードをスキャンし、ゴミを直接投入することで、検査員によるチェックを経て、それに相当するポイントがQRコードに貯まる仕組みとなっている。

なお、ゴミ分類回収によるポイントは生活用品との交換が可能。70ポイントでトイレットペーパー1巻き、100ポイントでゴミ袋、120ポイントで塩、150ポイントでセラミックナイフ、1000ポイントで米5kgと交換できる。ペットボトル40本分が塩1袋に相当するという。

崇外街道関連責任者は、新型設備の導入により資源のリサイクル促進に期待を寄せている。

また、北京市城市管理委員会は6月11日(火)、「ゴミ分類強化とゴミ減量化、資源化の提案」座談会で、今年、北京市224カ所の街道・郷鎮にゴミ分類示範区を建設し、全市のゴミ分類制度の被覆率を60%にすると明言している。

〜北京天津ジャピオン2019年6月17日号〜

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