窃売買盗の歯止め策として有効
【北京12月31日】北京では1月1日(金)、自転車購入無料実名登録が全面的に実施となった。
北京警察によると、自転車の実名登録は自由意志によるもので費用は無料。自転車を購入した店舗で身分証を提示し、領収書をもらえば登録可。登録後は持ち主及び自転車の情報が公安機関のデータベースに組み込まれることで、自転車の窃盗売買案件の検挙率の引き上げに有効だとしている。
北京警察によると、近年、自転車の窃盗案件は市民の安全感や満足度に影響を及ぼす問題となっており、昨年は治安組織が自転車盗難防止の強化取り締まりを展開し、盗難被害が前年比6・6%減となった。また、昨年1月~11月までに北京で自転車窃盗売買により行政拘留及び処罰を科された窃盗犯は合計約2300人に上っていた。
~北京・天津ジャピオン2016年1月11日号~